ドライブレコーダーついて

保険(生命保険・損害保険)

はじめに

皆様はお車にドライブレコーダーを搭載されておりますでしょうか?
記憶に新しい方もいらっしゃるのではないかと思いますが、2017年に東名高速で煽り運転をされたご夫婦が亡くなった事故がありました。近年は危険運転やあおり運転による事故、トラブル等が多発し社会問題となっており、ドライブレコーダーへの関心も高まっています。
今回は、皆様の快適なカーライフをお守りするドライブレコーダーについてご紹介します。

ドライブレコーダーの役割

ドライブレコーダーは事故時の映像を記録するもの、という印象を抱く方が多いと思いますが、実際にはどのような役割があり、どのように役に立つのでしょうか。
一般的なドライブレコーダーの役割は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、交通事故の状況記録です。
交通事故が発生すると事故状況から双方の責任割合(過失割合)を決定しますが、証拠が不十分で双方の言い分が食い違う場合は、最悪こちらの責任割合を譲歩せざるを得なくなることがあります。そんな時に事故時の映像が記録できていれば示談交渉をスムーズに進めることができ、早期解決に繋がります。

2つ目は、事故の防止です。
ドライブレコーダーを搭載することで、事故時の映像だけでなく自分がどのような運転をしているのかを記録することができ、交通ルールや安全運転を意識するようになります。中には安全運転診断レポートを作成できる機種もあり、ご自身の運転の振り返りに活用いただくことができます。

ドライブレコーダーは車の運転中はもちろん、交通事故を予防する役割も果たしているのです。

進化するドライブレコーダー

ドライブレコーダーの歴史は案外浅く、2003年に(株)日本交通事故鑑識研究所からタクシー会社向けに開発され、普及のきっかけとなりました。その後、2005年にバス、トラック向けに、2008年には個人向けのドライブレコーダーの販売が始まりました。当初は「事故時の映像を記録する」という機能しか搭載されていませんでしたが、時代とともに機能や性能は進化を遂げています。

現在では自動車保険の特約としてドライブレコーダーを搭載するケースも多いです。衝撃を感知すると自動でコールセンターへ通知される機能がついていたり、運転中の録画はもちろん駐車中の録画も可能な機種も登場しており、事故時だけでなく日々の運転をサポートできる、保険会社ならではの機能がついたされたドライブレコーダーも数多く登場しています。

おわりに

様々な機種が発売されている中、どのドライブレコーダーを選べば良いのかわからない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。大切なお車やお客様自信、ご家族をお守りするために、ドライブレコーダーの付帯、見直しをご検討されてみてはいかがでしょうか。
ご質問やご相談等ございましたら、いつでもお気軽に弊社までご相談ください。