【女性の方必見!】医療保険の保険料の男女差
今回は医療保険の保険料の男女差についてお話させていただきます。
死亡保険(お亡くなりになった際に保険金をお支払いする保険)につきましては、同じ年齢であれば男性より女性の保険料が安くなるのが一般的です。みなさんご存じの通り男性より女性の方が長生きしますので、このことが影響しています。
それでは、医療保険の保険料はどうでしょうか。
それぞれ保障内容が違いますので、単純に保険料を比べて高い・安いということができませんが、保険会社ごとの男女別保険料(月額)をご覧ください。
契約年齢 :30歳
保険期間 :終身
入院日額 :5,000円(入院日数60日を限度)
男性 | 女性 | |
A社 | 1,615円 | 1,705円 |
B社 | 1,330円 | 1,455円 |
C社 | 1,295円 | 1,355円 |
保険会社によっても男女の違いによるリスクの捉え方が異なりますが、30代では女性と男性の保険料を比較しますと、男性と同じ位、あるいは女性の方が高くなるという保険会社が多くなります。
それでは、同じ条件で40歳の男女別保険料(月額)をご覧ください。
契約年齢 :40歳
保険期間 :終身
入院日額 :5,000円(入院日数60日を限度)
男性 | 女性 | |
A社 | 2,120円 | 1,965円 |
B社 | 1,840円 | 1,680円 |
C社 | 1,800円 | 1,555円 |
40歳の場合は、男性の保険料が女性の保険料より高くなる保険会社が多くなります。
医療保険は病気やケガに対する保障ですので、男性よりも女性の方が病気になりやすい年齢においては女性の方の保険料が高くなる傾向にあります。
出産に伴う入院や手術、子宮筋腫や子宮がん、乳がんなどの女性特有の病気は、若い女性でもかかりやすいといわれている病気です。
20代は男女ともにがん患者が少ないですが、実は30代から50代は女性の方が多く、60代になると男性が逆転します。
これはがん患者数の男女差ですが、年齢が若いうちは女性の方が入院・手術を受ける可能性が高く、そういったリスクを考えて医療保険の保険料を男女で比較した場合、年齢が若いほど女性の方の保険料が高くなる傾向にあります
例えば、ご夫婦(ご主人様・奥様共に年齢30歳)が医療保険やがん保険のご加入、見直しをご検討された場合、年齢を考えると、ご主人様の医療保険より奥様の医療保険を優先的にお考えになられた方がいいのかもしれませんね。
このように年齢・性別によって最適な保険は変わってきます。この記事をご覧になって、少しでも医療保険に関して関心を持っていただけたら幸いです。