資産補完計画20201211

証券

 証券アナリストの坂本が8月よりエース証券のIFAとして、選択した株式43社を「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」と分類し「坂本ストック」と称して、8/15からパフォーマンスを公表しております。

 以下に10月からの「坂本ストック」と日経平均株価の推移を示し、今回は12/7からの動きについて考察します。

 初めての方の為に、「坂本ストック」についてのおさらいですが、「坂本ストック」は比較的規模の小さい成長性の高い企業を選択しており、PERや株価の位置で、「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」の3つに分類しております。

 43銘柄の選択のポイントは成長性ですので、そのほとんどが一般的には「グロース株」と呼ばれます。一方、日経平均に採用されている225銘柄は、大型株が多いため「グロース株」も無いわけではありませんが、ほとんどが「バリュー株」と呼ばれるPBRが1を下回る万年割安株が多いです。

 「坂本ストック」のパフォーマンスと日経平均の推移は、まず日経平均は米国大統領選挙が終わる11/2までは欧米のコロナの感染拡大もあり横ばいでしたが、大統領選終了とワクチン開発で一気に29年ぶりに24,000円を突破して27,000円に近づいてきました。

 「坂本ストック」は、日経平均が横ばいで推移する中、10/14までは順調に利益額が増え続け、「ハイリスクハイリターン」は2カ月で30%を超える利益となりました。その後、欧米のコロナ感染拡大で米国の「グロース株」の代表であるナスダック市場が急落を始めリスクオフの状態となり「坂本ストック」も全面安なりました。

 米国のナスダック市場も11/2以降のワクチン相場で反発に転じ、史上最高値を更新し始めますが、日本の市場はワクチンで復活が期待される「バリュー株」が優位に反応し、逆に「グロース株」が売られる傾向が強まっております。

 ワクチン相場開始前は「グロース株」優位でしたが、現状は景気敏感な「バリュー株」が優位な展開です。

 12/7には、より顕著に「グロース株」アゲンストの展開で、日経平均株価が利益確定で下落するなか、「バリュー株」以上に「グロース株」が売られる形で、「坂本ストック」のほとんどの銘柄が10月の高値以降2度目の最低利益に匹敵する水準に下落する、正に土砂降り状態でした。8日以降回復に転じていますが、力強さはありません。

 コロナが収束して景気が回復し金利が上昇を始めるまでは、市場のエネルギーは高い状態が続き、米国ダウ平均もナスダックも日経平均も上昇が期待されますが、内容は今までのような「グロース株優位」から「バリュー株優位」の「グロース株」連れ高にかわる可能性があります。

 来週以降も、株式市場の動向を他には無い「坂本ストック」とともに解説しますので、ご期待下さい。

 もし、「坂本ストック」やその他の投資信託などに興味や疑問、相談を希望される方は、 y.sakamoto@vagt.jp までご連絡下さい。

★「ハイリスク・ハイリターン」、「中期成長期待」、「下値不安の少ない堅実銘柄」のパフォーマンスは、以下の通りです。