資産補完計画20210305

証券

 証券アナリストの坂本が2020年8月よりエース証券のIFAとして、選択した株式42社を「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」と分類し「坂本ストック」と称して、8/15からパフォーマンスを公表しております。

 以下に12月14日(月)からの「坂本ストック」と日経平均株価の推移を示し、今回は2/22からの動きについて考察します。

 初めての方の為に、「坂本ストック」についてのおさらいですが、「坂本ストック」は比較的規模の小さい成長性の高い企業を選択しており、PERや株価の位置で、「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」の3つに分類しております。

 43銘柄の選択のポイントは成長性ですので、そのほとんどが一般的には「グロース株」と呼ばれます。

 一方、日経平均に採用されている225銘柄は、大型株が多いため「グロース株」も無いわけではありませんが、ほとんどが「バリュー株」と呼ばれるPBRが1を下回る万年割安株が多いです。

 坂本ストックや日経平均の話の前に、米国10年国債の金利の推移を見ると、2/11までは1.1%台でしたが、2/12に1.2%台に、2/19に1.3%台、更に2/25には一気に1.6%台に急上昇(債券価格は急落)となりました。

 この金利に連動して、ナスダックは2/12に史上最高値14,095ドル後に3日連続安、2/22に▲341安、25日には▲478安、3/2に▲230安、3/3▲361安、3/4▲274安と3日連続安でピーク比▲10%。NYダウも2/24に31,961ドルの史上最高値から、昨日は30,924ドルと3%の調整となっています。

 金利高に伴い、ナスダックがより軟調のため、小型のグロース株が多い坂本ストックの利益は日々減少、過去最低を更新し「下値リスク少ない堅実」は元々利益額が少ないためマイナスに転じました。

 今後ワクチンによるコロナの収束と巨額の経済対策で急速な景気回復が予想されますが、物価の急上昇や労働市場の需給改善につながるにはかなりの時間が必要と思われ、更なる金利の急上昇はしばらく先と考えます。

 しかし、今後金利上昇が続いた場合バブルが弾ける可能性が高いです。従って、誠に残念ながら今後のリバウンドの際に、株式に関しては一旦すべて売却をお考えいただければと思います。

 投資信託のベトナム成長株インカムファンドは、仮にバブルが弾けて下落しても、特に積立投資の場合は購入単価が安く数量が多く買えますので、継続をお勧めします。

 一括投資の場合でも、下落時に可能であればナンピン買いができれば、潜在的な成長力が高いため、早期の回復が期待されます。

 坂本ストックは今後の株価動向を観察するためのベンチマークとして推奨銘柄ではなく、マイナスでもパフォーマンスの公表は続けます。

 次回以降も、株式市場の動向を他には無い「坂本ストック」とともに解説しますので、ご期待下さい。

 もし、「坂本ストック」やその他の投資信託などに興味や疑問、相談を希望される方は、 y.sakamoto@vagt.jp までご連絡下さい。

★「ハイリスク・ハイリターン」、「中期成長期待」、「下値不安の少ない堅実銘柄」のパフォーマンスは、以下の通りです。