資産補完計画20210611

証券

 証券アナリストの坂本が2020年8月よりエース証券のIFAとして、選択した株式42社を「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」と分類し「坂本ストック」と称して、2020/8/15からパフォーマンスを公表しております。

 以下に今年の4月5日(月)からの「坂本ストック」と日経平均株価の推移を示し、今回は5/31からの動きについて考察します。

 初めての方の為に、「坂本ストック」についてのおさらいですが、「坂本ストック」は比較的規模の小さい成長性の高い企業を選択しており、PERや株価の位置で、「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」の3つに分類しております。

 43銘柄の選択のポイントは成長性ですので、そのほとんどが一般的には「グロース株」と呼ばれます。

 一方、日経平均に採用されている225銘柄は、大型株が多いため「グロース株」も無いわけではありませんが、ほとんどが「バリュー株」と呼ばれるPBRが1を下回る万年割安株が多いです。

 5月末から原油や素材価格の上昇で欧州の長期金利が上昇を始めユーロ高が進み、米国長期金利も6/3にかけて1.6%台に上昇(債券価格は低下)、景気敏感株は上昇するがハイテク等グロース株は下落と綱引き状態で、NYダウは伸び悩みで、ナスダックは下落基調となりました。

 しかし6/4の週末発表の米国雇用統計が予想を下回ったことから、一転長期金利が低下し7日以降はNYダウは利益確定売りに押され、ナスダックは反転上昇でした。

 6/10発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比+5.0%と市場予想以上に上昇しましたが、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和縮小を急ぐほどではないとみなされ、米長期金利が低下し、高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株を中心に買われ、S&P500指数は1カ月ぶりに史上最高値を更新しました。

 米国キャピタルゲイン課税強化や、米国長期金利の上昇、原油や素材価格の上昇、米国での人件費の上昇、デジタル課税の導入、ビットコインの反落、スパックの会計基準の変更による価格下落、運用資産650兆円のファミリーオフィスへの規制強化、更には天候不良による穀物価格の上昇、ウッドショックなど、株式市場へのアゲンストが強まっています。 米国10年国債金利は6/11の日本時間19時現在1.465%と急低下。

 今後ワクチン浸透に伴う企業業績の急回復をテコにインフレ懸念を一時的とみなして、上昇基調を続けるのか?予想以上の景気過熱で物価に加え労働賃金の上昇から本格的なインフレへと邁進するのか?今までのような急激な上下動は収まり、当面は膠着状態が続きそうです。

 投資信託のベトナム成長株インカムファンドは、仮にバブルが弾けて下落しても、特に積立投資の場合は購入単価が安く数量が多く買えますので、継続をお勧めします。一括投資の場合でも、下落時に可能であればナンピン買いができれば、潜在的な成長力が高いため、早期の回復が期待されます。

 また、日経平均の下落率の2倍上昇する上場投資信託(ETF)もバブルが弾けた場合用にご案内しております。(1357日経ダブルインバースETF 6/11終値414円(+1円))。

 一押しの投資信託「ベトナム成長株インカムファンド」の6/11基準価格は14,730円(▲90円)でした。戻り高値を更新してましたがコロナの影響で買い場を提供か?ベトナムはアジアの中で今後最も成長力の高い国と予想されており、一部の予想では、15年以内にGDPが3倍に成長すると見込まれています。

 次回以降も、株式市場の動向を他には無い「坂本ストック」とともに解説しますので、ご期待下さい。

 もし、「坂本ストック」やその他の投資信託などに興味や疑問、相談を希望される方は、 y.sakamoto@vagt.jp までご連絡下さい。

★「ハイリスク・ハイリターン」、「中期成長期待」、「下値不安の少ない堅実銘柄」のパフォーマンスは、以下の通りです。