資産補完計画20210903

証券

 証券アナリストの坂本が2020年8月よりエース証券のIFAとして、選択した株式42社を「ハイリスクハイリターン」、「中期成長期待」、「下値リスク少ない堅実」と分類し「坂本ストック」と称して、2020/8/15からパフォーマンスを公表しております。

 以下に今年の6月28日(月)からの「坂本ストック」と日経平均株価の推移を示し、日米の株式市場の動向を、今回は8/23から考察します。

 米国株式市場は24日に下院で可決した10年で3.5兆ドルの子育て・教育支援予算で、ナスダックとS&P500が史上最高値を更新。ただ27日のFRBパウエル議長のテーパリング(量的金融緩和の縮小)懸念で若干下げるが、当面金融緩和が続くという見通しから、27日以降連日のごとくナスダックとS&P500の史上最高値更新が続くが、NYダウは8/17の35,625ドルを抜くには至っていません。

 日経平均は米国株式の堅調な展開に支えられ、2.7万円台から8月末には2.8万円台へ回復。9/3には菅総理の退陣表明で新首相の新政策への期待から、中国市場が安いなか、5日連続高(トータル1,487円高)で2.9万円台に戻しました。

 今後も株価の主要な変動要因は、米国長期金利、米国物価上昇率、企業業績、コロナ感染者数、に加え中国市場の動向も重要と思われます。コロナの感染者の増加や物価上昇でインフレ懸念が高まる、または景気減速懸念で株価急落、その後低金利下で市場に有り余る資金が大量に流入し回復。悪材料を克服して上昇を続け、いずれはバブルが弾けると想像されます。9/3現在、米国2年国債金利は0.2100と横ばい、 米国10年国債金利も1.292%と同じく低位横ばい。

 当面強気の予想ですが、一方デジタル課税、反トラスト法強化は巨大IT企業へ悪影響、中国の規制強化やデフォルトの拡大も懸念され、今までのような順調な高値更新から、やや上値の重い展開も予想されます。QUICK・ファクトセットによると米国を代表するGAFAの4社の合計時価総額は7兆500億ドル(約770兆円)に対し、日本株全体の時価総額は6兆8600億ドルにとどまるという、ある意味異常な状態とも言えます。

 ベトナムは仮に米国がクラッシュで長い期間低迷したとしても、米湖よりも高い潜在的な成長力で、いち早く戻ることが期待されることから、ドルコスト平均法で積立投資をすることをお勧めします。また、米国株のPERが20倍を超えているのに対して、ベトナム株は現在の高値に近い状態でもPERが15倍で割安であること。つまり、米国株に対して、潜在的な成長力が高く、かつ割安であることが、お勧めのポイントです。

 また、今まではインデックスのパフォーマンスが非常に高く、アクティブ型もパッシブ型もパフォーマンスに変わりが無かったので、コストの安いパッシブ型が有望視されましたが、今後は景気の伸び悩みや金利の上昇局面では、企業業績のばらつきがより大きくなると予想され、依然として伸びる企業とそうでない企業との格差が広がることから、アクティブ型による企業選別が非常に重要になると思われます。今後はコストが安いパフォーマンスの良くないインデックス型か、コストはやや高いがインデックスを上回るパフォーマンスのアクティブ型のどちらを選ぶかもポイントといえます。

 一押しの投資信託「ベトナム成長株インカムファンド」の9/3基準価格は15,137円(▲10円)でした。連日戻り高値を更新でしたが、コロナの影響で待望の買い場提供といえます。
ベトナムはアジアの中で今後最も成長力の高い国と予想されており、一部の予想では、15年以内にGDPが3倍に成長すると見込まれています。

 次回以降も、株式市場の動向を解説しますので、ご期待下さい。
 もし、投資に関する興味や疑問、相談を希望される方は、 y.sakamoto@vagt.jp までご連絡下さい。

★「ハイリスク・ハイリターン」、「中期成長期待」、「下値不安の少ない堅実銘柄」のパフォーマンスは、以下の通りです。