マンションの修繕積立金は定期的な見直しが必要

はじめに

 マンションの建物外周に足場を組んで外壁塗装・屋上防水等を行なう大規模修繕工事ですが、建築基準法等の法令で何年おきに実施しなければならないと決まっているものではありません。ただし、建物の劣化を防ぎ、資産価値を守るためにも必要であることは言うまでもなく、一般的にはおよそ12年ごとに行なうことが多いようです。

多くのマンション管理組合では管理規約に基づき長期修繕計画というものを作成します。長期修繕計画に基づき修繕工事の費用をまかなうための積立金の額が決定され、住民が毎月支払う仕組みになっています。

この積立金に関して興味深い新聞記事がありました。記事の概要は以下のとおりです。
出典:「東京新聞TOKYO Web 2018年8月2日」 

1.修繕積立金の値上げ

 名古屋市内のあるマンションの管理組合は2017年1月から毎月集めている修繕積立金を一律8,000円値上げしました。値上げ前の修繕積立金は専有面積に応じて7,500円~8,000円だったので、約二倍に増えたことになります。

2.長期修繕計画の実態

 長期修繕計画に漏れがあったことが値上げの原因です。

この名古屋のマンションでは、数年前に給排水管のメンテナンスをした際に、将来的に管の取り換えをする必要があることが発覚しました。しかし、菅の取り換えは修繕計画には入っておらず、毎月集めている積立金の額では足りないことに修繕委員会が気づきました。

国交省による2013年度のマンション総合調査によると、大規模修繕を実施したことがある管理組合のうち、修繕積立金だけで工事費がまかなえたのは80%で、残りは住民から臨時で集金したり、融資を受けたりしていました。

計画は定期的な見直しを

 高齢化などで家計に余力がない住民が多いマンションの場合、積立金の値上げができない可能性もあります。過不足のない修繕積立金を設定するためには、長期修繕計画をしっかりと立てておく必要があり、計画の見直しをこまめに行うことで計画の漏れが発生し住民の方の負担が増えてしまうという事態を防ぐことができます。

そのためにも管理組合は管理会社のフロントとマンション管理につき日頃から連携することが肝要です。また、連携の中でマンション保険の見直しも推奨します。

詳しくはこちらで説明していますので、
是非ご覧ください。

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