ハッキングは誰でも出来るのか?!

 映画やドラマで度々登場する凄腕ハッカーたちは、いとも簡単に他人のパソコンに進入し情報を盗んでいきます。

 近頃では、世界中のハッカーが集まり技術を競うためのオリンピックが開催されたり、小学生や中学生によるハッキングに関する犯罪が起こったり、ハッカーの存在があまり無視できるものではなくなってきました。

 そもそもハッカーは誰でもなれるものなのでしょうか?どのような知識が必要なのでしょうか?

 ハッカーの基礎的な知識から世界のハッカー事情まで見ていきましょう。

ハッキングとは?

 
 ハッキングとは具体的にどのようなことをさすのでしょうか?

 ハッキングとは、システムやインターネットのことを深く理解した人が改造および設計を施すことを言います。

 ハッキングはしばしば悪い意味で使用されることが多いですが、本来の意味はシステム専門のプロがシステムをよりよいものに構築したり、改造したりすることを言います。

ハッキングとクラッキングの違い

 
 よく耳にする「ハッキングされた!」や「ハッキングして進入してみた!」という言葉は正しくは「クラッキング」と呼ぶほうがふさわしいかもしれません。
 
 他人に損害を与える悪意のあるハッキングのことをクラッキングと呼びます。

 そしてこれも悪い意味でよく使われる「ハッカー」という呼び方ですが、悪いことをする人は「クラッカー」と呼びます。

 わかりやすいたとえで説明するならば、サーバに入って不調の原因を調べることは「ハッカー」が「ハッキングする」といい、サーバに侵入して情報を盗むあるいは破壊するのは「クラッカー」が「クラッキングする」と言います。

ハッキングは誰でも簡単に出来るのか?

 
 そもそもハッキングは誰にでも出来ることなのでしょうか?

 もし簡単に出来るのだとしたら、社内端末はもちろんのこと、自宅で使用している端末のセキュリティをより高度なものにしなければなりませんし、ハッキングを少し試してみたい気もします。

ハッキングに必要な知識

 
 まずハッカーはいわゆる高度なシステムエンジニアの事です。

 ということは、当然インターネットやシステムのことを熟知していることが最低条件です。

 以下にハッカーを目指すために必要な知識を記載しました。

 どこから勉強を始めるかはあなた次第です。

 ※ハッキングは一歩間違えばとても大きな犯罪になります。
 システムに触れる際には自身で構築し、自身のみに影響がある環境で行ってください。

 ➀CUIという言葉を聴いたことはありますか?

 映画やドラマなどでハッカー(クラッカー)たちがカタカタキーボードをたたき、文字だらけの画面が出てきますよね。

 あの文字だらけの画面がCUIです。

 ハッカー(クラッカー)になるには、普段私たちが見ているアイコンや絵が一切無い、文字だらけの画面に拒否反応を示さないことが大切です。


「CUIことWindowsのコマンドプロンプトの画面」

 ➁Linuxを好きになることもハッカー(クラッカー)の前提条件の一つです。

 一般的に多く出回っているのがWindowsのパソコンとMacのパソコンです。

 それらと同様に、もう一つLinuxのパソコンがあります。
 
 詳しいことはここでは書きませんが、ぜひLinuxとは?で検索してみてください。

 ほとんどのサーバはこのLinuxのパソコンでできています。

 なので、Linuxを知ることはサーバの仕組みを知ることにもつながります。

 ➂プログラミングの技術は言うまでも無く必須事項です。

 これがなければパソコンに命令を出して調査したり情報を開示させることは出来ません。

 おすすめはC言語、PHP、HTML・CSSです。
 
 世の中のシステムには脆弱性と呼ばれる弱点がほぼ必ずと言っていいほど存在します。

 その弱点は、ほとんどがこれらの言語です。

 ➃ネットワークに関する知識も不可欠です。

 システム同士の関係性や仕組みを熟知していなければ、パソコンに対してネットワークを介した処理や命令ができません。

 ただし、ハッカーを目指すつもりが無くとも、基礎的なネットワークに関する知識は兼ね備えておいてもいいでしょう。

 ネットワークがつながる仕組みを理解することで、ネットワーク不調の原因を特定したり、自身で設定できるようになります。

ハッキング(クラッキング)の手順とは

  
 実際にハッカーたちはどのような手順でハッキングを行っているのでしょうか?

 たとえばとあるウェブサイトに侵入し、サイトの改ざんを行うとしましょう。

 サイトの管理ページに入るためには、本人確認いわゆる認証を通らなくてはなりません。

 IDとパスワードが設定されていることが多いです。

 ハッカーはまずこの認証を通過しようとしてきます。

 そのために様々なツール等を駆使し、総当りでパスワードを当てにきます。

 そのためaaaaaや12345など単純なパスワードではすぐハッカーたちに当てられてしまうのです。

 認証が突破されてしまえばあとは犯人の思うがままです。

 サイトを改ざんされてしまい、かつIDとパスワードを犯人が変えてしまえば本来のサイトの管理者がサイトを取り戻すことは難しくなります。

ハッキングの手口から見る、施すべき対策とは?

 
 ハッキングをされないよう対策を施すには、われわれ情報を守る側も優秀なハッカーになりシステムに強固な防御を施すのが一番ですが、それはやや現実的ではありまん。

 まず、ざっくりでいいですから、悪意を持ったクラッカーたちはどのような手口で侵入し情報を盗むのかを把握することが大切です。

システムやサービスの脆弱性を突く

 
 インターネットにつながる全てのサービスやシステムは、ほとんど人間が作成したものです。

 そのためどうしてもシステムにはバグや欠点ができてしまい、これを脆弱性といいます。

 悪意を持ったハッカーたちは日々この脆弱性を懸命に探し出し侵入を試みています。

 システムの脆弱性に関する最新情報には常に目を光らせておきましょう。

 システムのメーカー公式サイトまたは以下のサイトを確認しましょう
・「JVN iPedia(https://jvndb.jvn.jp/index.html)」
・「IPA情報処理推進機構(https://www.ipa.go.jp/security/vuln/index.html)」
・「JPCERTコーディネーションセンター(https://www.jpcert.or.jp/vh/top.html)」

パスワードクラックで認証を突破する

 
 上記でもお伝えしましたが、悪意を持ったハッカーに認証を突破されては大変です。

 IDとパスワードは最低でも以下の条件を満たし、かつ月に一度は更新するようにしましょう。

 あたりまえのようですが、管理が面倒だからと単純で使い回されたパスワードを使用している人も多いようです。

 間違ってもパソコンのふちにパスワードを付箋で貼ってはいけません。
 ・他で使用されていない、使いまわしでない
 ・8文字以上の半角英数字、記号、大文字小文字を組み合わせる

ハッカーは低年齢化している?

 
 日本国内において、小中学生がウイルスの製造やシステムの不正侵入など、サイバー犯罪に手を染めて逮捕されたというニュースを聞くようになりました。

 ハッカーやアノニマスに憧れてウイルスを入手する未成年が増加しているということが事実としてありますが、一方で、サイバー犯罪の低年齢化が進んでいるのではなく、サイバー犯罪者の検挙率が非常に少ないのではないかという指摘やセキュリティの強さがあまりにも脆弱なのではないかという指摘が残念ながら出ています。

まとめ

 
 ハッキングは簡単に行えるものではないし、行うためには膨大な知識が必要だということがわかりました。

 とはいえ将来テクノロジーやAIが発達し、誰でも簡単にサイバー犯罪が行えるようにならないとは限りません。

 現に、40年前には限られた人しか扱えなかったはずのインターネットが、これほど身近になるなど誰が予想できたでしょうか?

 システムへの関心とリスクは常に心に留めておきましょう。

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