雪災 保険金が受け取れない!?

雪災で損害額が20万円を超えないと保険金が受け取れない!?

火災保険で風災・ひょう災・雪災のフランチャイズ方式とは損害額が一定額(例えば20万円)に達しない場合は全く補償されないのですが、20万円を超えた場合に損害額を全額補償するという契約です。

最近の火災保険では免責(0円にすることもできます)を差し引いた実損払いが主流ですが旧火災保険商品では殆どがフランチャイズ方式です。

カーポートの屋根や雨どいなどが雪の重みで損害を被ってしまった場合などこのフランチャイズ方式が壁となります。

このたびの大雪により被害が出たとしても軽微な損害でしたら20万円を超えない場合は自己負担となってしまいます。

20年や30年前にご契約した火災保険の風災・ひょう災・雪災補償がフランチャイズ方式なのか実損払いなのかを覚えておられる方は意外と少ないと思います。この機会に是非しっかり保険証券を確認してください。

そんな時に余計な工事まで一緒にやるように勧める『悪徳リフォーム業者』にはお気をつけください。
修理業者の中にはこのフランチャイズ方式をよく熟知していて、家主に対して「20万円を超えないと請求できない」と説明して被害部分周辺の余計な工事までも一緒にやるように勧めてくる者もいます。

また、このような業者が飛び込みで営業に来ることもあります。
「通りかかった者ですが、お宅の屋根、瓦が落ちそうですよ」など大雪の後はこのように親切な訪問者を装ったリフォーム業者が増えるかもしれません。

しかし、保険会社もこのような悪徳業者の情報は持っていますので、修理明細書を精査し事態が発覚して保険金の支払いを拒否されれば全額自己負担。
さらに、このような業者は仕事も適当である可能性が高く、後々トラブルに巻き込まれることもあります。

事故の発生頻度も火災などに比べて風災や雪災は多い傾向にあります。
ですから、保険料は多少お高くなりますが風災・ひょう災・雪災補償は実損払い、免責0円でしっかり補償されることをお勧めいたします。

(火災・マンションチーム 今泉)