マンション管理の難しさ

 マンションを購入する際には、間取りや設備、立地条件といったことばかりに目がいきがちですが、長い間住み続けるにはマンションの管理状況も住み心地に欠かせないポイントとなります。

 では、実際のマンション管理はどのように行われているのでしょう。また、マンションにおいて起こりやすい問題とはどんなものでしょうか。

1.マンション管理の具体的な方法

 マンション管理の方法には、自主管理する方法と、住人が加入している管理組合を法人化する方法などがります。

 自主管理は、住人が自ら管理することですが、築年数が経過したマンションや、小規模なマンションでは見られるものの、そうでない場合には管理組合を法人化しているマンションもあります。

 管理組合を法人化しないまま管理を行っていると、責任者が管理組合の預金口座を個人名義で持たなければならなかったり、トラブルが発生した場合に精神的な負担も大きいほか、大規模修繕が必要になった場合などは金融機関からの資金の借入が難しいなど、さまざま問題が発生するからです。

 しかしながら、さらに近年では管理自体を一括で管理会社に委託する方法が一般的で、およそ9割のマンションでこの方法がとられています。


出典:マンション管理の基礎知識 第1項1-(7)より

2.マンション管理で起こりがちな問題

 マンション管理で起こりがちな問題としては、住人間の行動やマナーを巡るものが最も多く、価値観の違った人々が共同生活をするマンションの難しさをあらわしています。

 また、このほかに多いトラブルとしては建物不具合やさまざまな費用負担と、マンション管理に直結するものが多く、まったくトラブルが発生していないマンションはごくわずかなのが現状です。

 このうち、マナーについてはマンションに限らず起こる問題ではありますが、住人間のルールを強化するために規約の変更を行ったり使用細則を作成するなどの対策が有効です。

 この場合、管理会社に管理を委託している場合にはその担当者に協力してもらうのが一般的ですが、「管理規約の変更の支援」が管理会社の業務に含まれていなかったり、管理会社と利害関係が発生する場合には、マンション管理士など、専門家の協力を得ることも大切です。


出典:LIFULL HOME’S 540人に聞いたマンション管理のトラブル事例【マンション管理実態調査1】より

3.マンション管理の満足度

 多くのマンションでは管理に満足できていないことがほとんどで、その理由としては、住人の一部から協力が得られないというものが最も多く、マンションならではの共同生活の難しさが現れています。

 また、管理組合役員が不慣れだったり、マンション管理会社の対応がよくないという理由も多く見られます。管理組合役員が不慣れなのは管理のプロではないために致し方ない部分がありますが、管理会社の対応がよくない場合には改善を求め、それでも改善されなければ管理会社の変更も検討しなければなりません。

4.まとめ

 このように、マンションの管理においては、特有の共同生活によるさまざまな問題が発生します。

 マンションの住みやすさとは建物や設備の魅力はもちろんですが、それぞれの人間関係や住み方が大きく影響することもあります。マンション管理においては管理組合や管理会社はもちろんのこと、住人の協力や心がけも欠かせないポイントといえます。

 マンション管理で一つ関わってくるのがマンション保険です。実際に、現在のマンション保険から新しいマンション保険に変更したところ、保険料がだいぶ変わった事例もあります。

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