【新型コロナウイルス】
感染したら、生命保険は適用されるのか?!

保険(生命保険・損害保険)

新型コロナウイルス、また世界中で増加していますね。

そうですね。東京では感染者数が過去最多(12月10日時点)となりましたからね。

いつ自分が新型コロナウイルスに感染してもおかしくないから不安です。

いまだはっきりとした治療法が見つかっていませんからね。

ふと思ったんですけど、新型コロナウイルスに感染したら、生命保険の保険金等は支払われるのかな…

あなたと同じような疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。

今回は新型コロナウイルスに感染した場合、生命保険が適用されるかどうか説明します。

保険金・給付金のお支払いについて

早速ですが、新型コロナウイルスに感染した場合、生命保険は適用されると思いますか?

うーん、適用されると思います… でも、どんな保険金等が支払われるかは分かりません。

新型コロナウイルス感染症は、生命保険の約款で定める疾病に該当します。そのため、疾病に関する支払事由に該当する場合は、お支払い対象となります。

●入院給付金のお支払い
新型コロナウイルスに感染し、医師の指示で治療を目的として入院した場合は、陽性・陰性や症状の有無によらず入院日数に応じて医療保険から入院給付金が支払われます。

●死亡保険金のお支払い
新型コロナウイルス感染症により死亡した場合は、疾病による死亡保険金が支払われます。また、災害死亡保険金を上乗せして支払う生命保険会社もあります。

●就業不能給付金のお支払い
新型コロナウイルス感染症により入院や治療などで長期間仕事を休む可能性があります。病気やケガで所定の就業不能状態になり働けなくなったときに毎月給付金が受け取れるかどうかは、個々の契約内容(就業不能状態が支払対象期間60日または180日など)によって違い、支払われる場合もあれば支払われない場合もあります。

とりあえず、通常の疾病と同様にみなされて適用されるんですね。

しかし、注意点があります。

注意点

注意点って何ですか?

例えば、ホテルや自宅などで療養するケースです。

えっ、その場合は保険金が支払われないとかあるんですか?

日本での新型コロナウイルスの感染者数は急増しています。そのため、受け入れるベッド数に限りがあるので軽症者は医療機関に入院せず、ホテルや自宅で療養となるケースもあります。この場合、入院給付金の支払対象となるかどうかは各生命保険会社によって判断が違います。

また、医療機関の証明書を提供することで支払対象とする生命保険会社が多いものの、対象外としている会社もあるため注意が必要です。

新型コロナウイルスに感染してしまった場合の完治後に生命保険に加入できるタイミング等は、生命保険会社によって違いますが、完治してもしばらくの間は保険に加入できない可能性が高いです。

つまり、今しっかりとした保障の医療保険や生命保険に入っておかないと、感染時はつらい思いをするうえにその後保険に加入できない(かもしれない)ということです。

【各生命保険会社の完治後の引受目安】
・個別査定
・引受謝絶
・6ヶ月程度謝絶
・完治後1年謝絶
・完治後1ヶ月謝絶、その後個別査定
・現在謝絶(今後個別査定対応予定)
・完治後であればOK

なるほどね、よく分かりました。自分の加入している保険を見直す必要がありますね!

そうですね。我々にご相談頂いて一緒に見直しましょう。

よろしくお願いします!

まだ医療保険や生命保険に加入していない方は早めの対応をお願いします。ネットで加入できる医療保険もありますのでご紹介します。また、より詳しく話をお聞きになりたい方は、ご遠慮なく我々にご相談ください。