心筋梗塞が起こりやすい魔の時間帯
寒さが肌にさす日が続き、家に帰ったらすぐに熱いお風呂にという方も多いのではないでしょうか。
そんな暖かくホッとするお風呂の時間ですが、実は1年のうちで入浴中の突然死が最も増えるのがこの時期になります。
12月、1月は暖かく暖房の効いた居間などと脱衣所や浴室、そして入浴の際の熱い湯との激しい温度差が、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などによる突然死を引き起こす原因となるといわれています。
今回はその中から「心筋梗塞」について、
- 心筋梗塞とは
- 心筋梗塞が起こりやすい時期
- 心筋梗塞が起こりやすい魔の時間帯
の3点について、お伝えさせていただきます。
心筋梗塞とは
心筋梗塞は、動脈硬化が進行して血栓(血液の塊)が詰まり、激しい痛みを引き起こすとても怖い病気です。近年では30代で発症する人もいて、その背景には生活習慣の乱れが指摘されています。
心筋梗塞が起こりやすい時期
心筋梗塞というといつ起こるか予測できないと思いがちですが、実は心筋梗塞の発作には起こりやすい時期や時間帯があるといわれています。時期でいうと、冬は夏よりも心筋梗塞を起こす確率が1.5倍高いといわれています。
それは寒さで血管が収縮しやすくなるからです。血管が収縮すると血流が悪くなり、血圧が上がります。加えて、血管壁に溜まったコレステロールの塊がはがれて血栓になり、狭くなった血管が詰まりやすくなります。
心筋梗塞が起こりやすい魔の時間帯
心筋梗塞が起こりやすい時間帯といわれているのは、起床後の身体が徐々に目覚める8時~10時頃と、疲労が蓄積されている20時~22時頃です。飲酒後も起こりやすくなります。
仕事をしている方は、喫煙やストレス過多が原因となりやすいので、残業中の夜遅い時間や、月曜の朝も要注意です。
今回は「心筋梗塞」について起こりやすい時期や時間帯の話をお伝えさせていただきましたが、誰だって病気になんてなりたくないものです。
保険は万が一病気になってしまって、はじめて給付金を受け取るものですが、やはり、まずは病気にならないための予防を心がけることが大事です。
そのうえで、現在ご加入されている保険が急性心筋梗塞の場合に給付金が受け取れるものなのか、それ以外の心疾患も保障されるものなのかのご確認をしてみてください。
細かい部分ではありますが、いざというときのための保険。
思っていたものとは違った!なんてことがないように、保険も事前のチェックをおススメしております。